うつ病予防のためにできること

執筆者:山崎 孝
公認心理師・ブリーフセラピスト・家族相談士

カウンセリングのイメージ
まずは医師に、医療機関に抵抗を感じる場合はカウンセラーなどの専門家に相談して下さい

うつ病を完全に予防することは難しいですが、リスクを減らし、心の健康を維持するために日頃から心がけられることがあります。

規則正しい生活

  • 一定の時間に起床・就寝し、体内リズムを整えます。
  • バランスの取れた食事を規則正しく取ります。
  • 睡眠時間は7-8時間を目安に、十分な休養を取りましょう。

適度な運動

  • 週3回、30分程度の有酸素運動を心がけます。
  • ウォーキングやジョギング、水泳など、自分に合った運動を選びましょう。
  • 運動には気分を改善する効果があります。

ストレス管理

  • 瞑想やヨガ、深呼吸法などでリラックスする時間を持ちます。
  • 「今できること」と「今はできないこと」を区別し、自分にできる範囲で物事に取り組みます。
  • 完璧を求めすぎず、「ほどほど」を心がけましょう。

趣味や楽しみ

  • 好きなことや楽しいと感じることを定期的に行います。
  • 新しい趣味にチャレンジするのも良いでしょう。
  • 小さな喜びや達成感を日常的に味わうことが大切です。

人とのつながり

  • 家族や友人との良好な関係を保ちます。
  • 困ったときに相談できる人や場所を持っておくことが役立ちます。
  • SNSだけでなく、実際に会って交流する機会も大切にしましょう。

自己理解を深める

  • 自分の感情や思考パターンを客観的に観察する習慣をつけます。
  • 日記をつけるなどして、自分の内面と向き合う時間を持ちます。
  • 考えや気持ちを書き留める日記は、カウンセリングを受ける際にとても役立ちます。

適度な休息

  • 仕事や家事に追われすぎず、適度な休息時間を確保します。
  • 「何もしない時間」を持つことも大切です。

生活環境の整備

  • 整理整頓を心がけ、快適な生活空間を作ります。
  • 自然光を取り入れるなど、明るい環境づくりを心がけましょう。

アルコールや薬物への依存に注意

  • 過度の飲酒は避け、適量を守ります。
  • 薬物依存は深刻な問題を引き起こす可能性があるので、絶対に手を出さないようにしましょう。
  • 定期的な健康チェック
  • 年に1回は健康診断を受けるなど、身体の健康管理も大切です。
  • 身体疾患がうつ病のリスクを高める場合もあるため、早期発見・早期治療が重要です。

自分にとっての「心の健康法」を見つけ、実践することが大切です。ただし、これらの方法を実践していても、うつ病になることはあります。その場合は、自分を責めることなく、専門家の助けを求めて下さい。

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