
執筆者:山崎 孝
公認心理師・ブリーフセラピスト・家族相談士
うつ病の症状には、心の症状と身体の症状があります。以下の症状が2週間以上続き、日常生活に支障をきたすようであれば、医療機関など専門家への相談をおすすめします。
今まで楽しめていた趣味や活動に興味が持てなくなったり、何をしても楽しくないと感じたりします。また、「自分はダメな人間だ」「周りに迷惑をかけている」といった否定的な考えが頭から離れなくなります。特に男性の場合、悲しみよりもイライラや怒りとしてあらわれることがあります。
睡眠、食欲、身体の不調としてあらわれます。
寝つきが悪くなったり、夜中に何度も目が覚めたりします。または逆に、一日中眠たくてベッドから出られないこともあります。寝つきが悪くなったり、夜中に何度も目が覚めたりします。頭痛、肩こり、胃の不快感など、様々な体の不調が現れることがあります。
これらの症状が2週間以上続き、日常生活に支障をきたすようであれば、うつ病の可能性があります。ただし、これらの症状がすべて現れるわけではありません。少しでも気になる変化があれば、専門家に相談することをおすすめします。