自己開示が怖かった
ずいぶん前のことですが、コーチングを受けたことがあります。
受けて何が変わったかというと、ほとんど何も変わりませんでした。コーチングの理解が不十分だったこともあり、その時は原因がわかりませんでした。
でも、今はわかります。自己開示できなかったからです。
できなかった理由は、「怖かった」からです。
自分を守りたかった
自己開示できなかった理由は、「自分を守りたかった」からです。
そのコーチには、共通の友人がいました。「友人に伝わってしまうのでは?」という怖れから、彼に自己開示できませんでした。
友人に伝わったらどうなるのか?
私は友人の中で、一目置かれている存在だと思ってました。悩みや弱みを見せることで、「その立場を失ってしまうのでは?」という怖れがありました。
その状況でも自己開示できれば、一皮むけるのは間違いありません。しかし、特に心のガソリンが不足している状態では、一歩踏み出す馬力(勇気)を持ちにくいものです。
安心・安全な環境で
当時は守秘義務を知りませんでした。
今は、余計な心配は不要であるとわかっています。
それでも、親しいカウンセラーと初対面のカウンセラーなら(カウンセリング能力が同じ前提で)、迷わず初対面のカウンセラーに依頼します。
安心・安全な環境だからこそ、安心して自己開示でき、心の内側と向かい合い、自己理解を深めて、自分にブレーキをかける気持ちと対決する意欲を持てるようになります。