うつ病の症状

執筆者:山崎 孝
公認心理師・ブリーフセラピスト・家族相談士

うつ病の症状には、心の症状と身体の症状があります。以下の症状が2週間以上続き、日常生活に支障をきたすようであれば、医療機関など専門家への相談をおすすめします。

心の症状

今まで楽しめていた趣味や活動に興味が持てなくなったり、何をしても楽しくないと感じたりします。また、「自分はダメな人間だ」「周りに迷惑をかけている」といった否定的な考えが頭から離れなくなります。特に男性の場合、悲しみよりもイライラや怒りとしてあらわれることがあります。

  • 激しく落ち込んで憂うつな気分が1日中、何日も何週間も続いている
  • 憂うつな気分は、朝が特にひどい
  • 何に対しても興味がもてない、おっくう
  • うれしい、楽しいという感情がまったくわかない
  • 物の見方が否定的になり自分を責めてしまう

身体の症状

睡眠、食欲、身体の不調としてあらわれます。

寝つきが悪くなったり、夜中に何度も目が覚めたりします。または逆に、一日中眠たくてベッドから出られないこともあります。寝つきが悪くなったり、夜中に何度も目が覚めたりします。頭痛、肩こり、胃の不快感など、様々な体の不調が現れることがあります。

  • 眠れない、またはずっと眠い
  • 頭が働かない
  • 食欲がなくなる、または食べすぎてしまう
  • 疲れやすく、休んでも疲れがとれない

日常生活への影響

  • 仕事や学校に行く気力がなくなる:起きられない、外に出られない
  • 人と会うのを避ける:家族や友人と交流を避け一人でいることが増える
  • 集中力低下、決断できい:仕事や勉強の能率が落ちる、日常的な選択(着る、食べる)むずかしくなる

これらの症状が2週間以上続き、日常生活に支障をきたすようであれば、うつ病の可能性があります。ただし、これらの症状がすべて現れるわけではありません。少しでも気になる変化があれば、専門家に相談することをおすすめします。

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カウンセリングのご案内

料金・その他詳細

個人60分:8,000円
90分:12,000円
夫婦90分:12,000円
お支払い方法現金・クレジットカード・電子マネー
備考税込価格、延長料金等ナシ、面接報告書は有料にて
2025年3月1日より価格改定します

カウンセリングの流れ

お申し込みから終結・フォローアップまでの流れについて説明しています。完全予約制で対面とオンラインの両方に対応しています。事前の手続きをオンラインで行うことにより、面接時間はカウンセリングに集中できるようにしています。

心理カウンセリングの「フルフィルメント」とは

屋号の「フルフィルメント(fulfillment)」には、「達成感」「満足感」「充実感」といった意味があります。また、それらには大きく二つの意味があります。

  • 目標達成型の充実感
    • 仕事のプロジェクトを成功させた時の達成感
    • 資格試験に合格した時の喜び
    • 長年準備してきた海外旅行を実現できた時の満足感
  • 日常生活での深い満足感
    • 自分の価値観に沿った仕事や生活ができている実感
    • 家族との温かな時間や、友人との深い関係が続いている安心感
    • 日々の暮らしの中で「これが自分らしい生き方だ」と感じられる充実感

つまり、一時的な達成感に加えて、今やっていることや達成したことに感じる深い満足感、より継続的・内面的な充実感を意味します。

「心理カウンセリングのフルフィルメント」という名称には、ただ問題を解決するだけでなく、一人ひとりが自分らしく生きながら心を満たし、人生に充足を得られるサポートを提供したいという想いを込めています。

このページの執筆者
山崎 孝(公認心理師)

親バカのカウンセラー / 人に原因を求めるのではなく、人と人との相互作用の悪循環に求めます。人に優しいカウンセリングをモットーとしています。

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