藤浪晋太郎投手が活躍しています。MLB挑戦が叶った今年。最初は散々でした。しかし、優勝争いをしているチームに求められて移籍するまでになりました。会社員にたとえると、日本を代表する企業にヘッドハンティングされようなものです。
私の思い入れ
藤浪君には思い入れがあります。私の息子が大阪桐蔭高校Ⅲ類の1年後輩なのです(息子は吹奏楽部)。息子の在学中には、野球部から、吹奏楽部から、たくさんの幸せをもらいました。
藤浪君がNPBで活躍できなかった原因は、阪神タイガースが彼を育てられなかったからと思っています。いや、思いたいのです。藤浪君に原因があるとは思いたくないのです。これは防衛機制(自分を守るための心の働き)かもしれません。
変わったのは自信
アスレチックス(移籍前のチーム)の投手コーチのインタビュー記事がありました。
藤浪晋太郎にかけた惜別の言葉 ア軍投手コーチが「今のままで大丈夫」に込めた親心
7月19日、レッドソックスに2連勝したアスレチックスのクラブハウスは明るい雰囲気で満たされていた。流行りの音楽が鳴り響き、シャワーで汗を流した選手は気分良さげに鼻歌を歌いながら帰り支度をする。だが、そこに藤浪晋太郎投手の姿はなかった。
藤浪君が変わった点は自信と言います。
投手コーチは、藤浪君の問題は自信にあると考えました。自分の実力に疑問を抱いていた藤浪君に、自信を回復する働きかけを行いました。「日本でもアメリカでも同じ野球だ。野球にミスはつきものだ」。
ダルビッシュ有投手がWBCで不信の選手にかけた言葉、「人生の方が大事ですから、野球ぐらいで落ち込む必要はない」に通じますね。
悪循環から好循環へ
長い間、以下の悪循環から抜け出せませんでしたが、コーチのサポートで抜け出しつつあります。
もう良循環に変わっていると言っても良いかもしれません。スポーツニュースの楽しみが増えました。
ポストシーズン出場は大谷君の先を越しそうですね。大活躍を期待しています。