アルプススタンドにて思う

執筆者:公認心理師・山崎孝
甲子園

甲子園は芝がキレイですね。これが人工芝になってしまうと、ちょっと興ざめしそう。ぜひ、天然芝を続けて下さい。

甲子園は蔦で覆われているというイメージでした。今は控えめになっているのですね↓↓

甲子園

3月25日(土)、初めて高校野球の応援に行ってきました。大阪桐蔭の初戦です。

吹奏楽部にとどまらず、野球、アルプススタンドの空気、親バカ集団の空気を楽しみました。

10本のスーザフォンは見慣れた感はありますが、久しぶりに生で目にすると、「おおーっ!」となります↓↓

スーザフォン

屋外での演奏は音が抜けた感じになるのだろうと思ってました。ところが、低音がしっかり全体を支えて厚みがある、いつもの大阪桐蔭サウンドでした。

お気に入りは「ウィリアム・テル」。2月の定期演奏会にて素敵な音を響かせた曲が早速、応援に取り入れられてました。

ホールでは音に聴き惚れてました。甲子園で聴くと「オレたち ひょうきん族」を思い出しますねww。気分はアゲアゲでした。

大阪桐蔭高校の吹奏楽部には保護者会があります。名前だけの保護者会ではなく、生徒と部活動を支える体制が整っています。

高校の部活動は学校と生徒で完結すべき、という考えを持っていました。なので、息子の入学当時は保護者会のあり方に違和感を感じていました。

とはいえ、わが子が強く望んで選んだ学校です。ぐだぐだ言わずに受け入れてみることにしました。

すると、楽しいんですね。

息子の2年次から保護者会の役員をやらせてもらいました。「同じ親バカなら踊らな損々」ですね。息子の卒業後も保護者とのお付き合いは続いています。大人の遠足と称して遊びに行ったりしています。

息子が卒業して2年後の去年、次女が大阪桐蔭に入学しました。残念ながら仕事の都合で、保護者会活動に参加するのがむずかしくなりました。今回、無性に甲子園に行きたくなったのは、参加できないストレスなのかもしれません。

高校の部活動は学校と生徒で完結すべき、という考えは変わりました。

学校と生徒だけでまかなえないことは保護者に頼っても良い。応えたくない保護者は応えなくて良い。応えたい保護者は応えれば良い。同じやるなら楽しもう。

こんなところです。

大阪桐蔭は昨日も勝って準々決勝に進みました。残念ながら準々決勝は甲子園に行けません。もう1回または2回、甲子園に行かせて下さいませ。