【クライエントの声】2年間抱え続けてきた夫婦関係の悩みが

執筆者:公認心理師・山崎孝

※ご本人を許可を得て紹介しています。
※個人の感想です。効果を保障するものではありません。

T(女性40代)さんは、夫婦関係の悩みを抱えていらっしゃいました。2年間の努力も解決に至らず、カウンセリングを受ける決断をされました。

2回お越しになったのですが、実質的には、1回目のカウンセリングでほぼ解決に至りました。

1回目のカウンセリングでは、まず丁寧に傾聴を重ねました。そして、ご自身を苦しめている認知の同定、現実的な対処法について検討しました。検討したことを実行すると、ほぼ解決に至りました。

2回目は、晴れた心が一時的でないことを確認し、今後自力で対処できる自分であるための心理教育、という内容でした。

以下の感想をいただきました。

現在二年間悩みイライラしていた事がほとんど無くなりました。

いま悩んで居られる方達に一番言いたい事は、早くカウンセリング受けて欲しいです。

人に悩みを話すと言う事の重大さ真剣に聞いてもらえる安堵感。悩みの根底からの考え方を理論的に図解でプロの先生に説明していただけると悩んでいた私の心が一転して前に進める事ができました。

たまに、つまづいて心が痛んだとき先生に頂いた図解入りの説明を頭に浮かべてホッと一息出来るようになりました。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

人は情報を五感で取り込みます。五感のうちどれを主に使うかは人によって異なるのですが、「視覚タイプ」「聴覚タイプ」「体感覚タイプ」の3つのどれかであることが多いようです。

Tさんはきっと「視覚タイプ」なのでしょう。

心理学的な説明をするときには、言葉だけではなく、図など視覚的にも理解しやすい資料を活用します。わかりやすいのと、持ち帰って改めて眺めることができる、という利点があります。

もちろん、「聴覚タイプ」「体感覚タイプ」の人にも理解しやすい伝え方を工夫しています。