先日、フジテレビのホンマでっか!?TVにて、植木理恵さん(心理学者)が「電車内で席をゆずってもらうとうれしいですよね。実は、ゆずった側の幸福感は、ゆずられた側の3倍持続するという研究結果があるんです」という意味のことをおっしゃっていました。
何となくわかる気がしますね。
自分がどのような人であるかを知るのは、ほとんどの場合、他者を通じてです。おそらく、無人島で一人きりで生活していたら、「〜が劣っている」「自信がない」なんて悩みを持つことはないと思います。
自己肯定感が育つのも、他者との関わりを通じてです。他者との関わりにおいて、ポジティブな気持ちになることが多ければ、自己肯定感は上がります。ネガティブな気持ちになることが多ければ、自己肯定感は下がります。
他者への親切な行為は自己肯定感を上げてくれます。大きな親切より、相手が受け取りやすい小さな親切のほうがより良いかもしれません。
小さなお願いをするのもプラスになります。「ゴメン、そのテープ取ってくれる」「どうぞ♪」「ありがとう(^^)」。こんなやり取りも気持ちいいですよね。
「今のままのあなたでいい」って言われても、中々そう思えない人は、小さな親切と小さなお願いを試してみてはいかがでしょう。