夫婦関係の修復を目指す場合は、基本的に別居はおすすめしません。別居から離婚に至るケースが多いからです。平成20年度の統計によると(囲みのページ参照)、別居から離婚に至った夫婦のうち、8割が別居1年未満に離婚しています。
ただし、多くの別居は、一緒にいるのが耐えられないという理由が多いと思われます。配偶者が離婚に応じてくれないから別居するというケースもあります。別居には、修復を前提とした、冷却期間としての別居もあります。
冷却期間としての別居のメリットは、柔軟に考えられるにようになる、視野が広がるの2つが考えられます。