2月19日(日)に箕面自由学園高校吹奏楽部の、2月20日(月)に大阪桐蔭高校吹奏楽部の定期演奏会を鑑賞しました。3年生の卒業公演。1年の中でも最高のパフォーマンスが見られる舞台です。
箕面自由学園高校吹奏楽部 第24回定期演奏会
みのじ(箕面自由学園の愛称)の吹奏楽部には、保護者など関係する人がブログなどで取り上げてはいけないというルールがあります。なので、さらっと紹介するだけにしておきます。
このバンドのウリは、高校生らしいエネルギーに満ちたパフォーマンスです。マーチングで実績を残してきているバンドだけあって、ダンスも魅せてくれます。恋ダンスはキレッキレでした。ドラムは相変わらずのすばらしさでした。
大阪桐蔭高校吹奏楽部 第12回定期演奏会
これまで鑑賞した定期演奏会の中で最も感動した年になったかもしれません。1日たった今も余韻が残っています。
第1部:ミュージカル「銀河鉄道の夜」
最近の大阪桐蔭はミュージカルに力を入れているようです。黄金期のシンフォニックなサウンドの再現を期待している私は少々残念に思っていたのですが、今回のミュージカルはそんな想いを吹き飛ばしてくれました。すばらしいのひと言でした。
正直、小説「銀河鉄道の夜」のストーリーは私には難解です。わかったようで、わかってないような感覚です。なのに、とっても感動しました。何が感動させたのか、今もよくわかってません。多分、お風呂に入っているときなどに、「これが感動の正体かー」と気づくときが来るはずです。
すばらしくて、興奮して、隣の妻に「耳が悪くなるからやめて」と言われるほど、指笛を鳴らしまくりました。
第2部
第2部は以下のプログラムでした。
- 歌劇「ウィリアム・テル」序曲
- バレエ音楽「ロミオとジュリエット」より
- 甲子園応援リクエスト・コーナー
- 「美女と野獣」メドレー
- 〜三年間の歩み〜 「君の名は。」メドレー
- Time to Say Goodby
- 〜10期卒業生を送る歌〜 証
- 歌劇「ポーギーとベス」より
このバンドのウリは、何といっても豊かな音色です。高音から低音までしっかり聞こえます。音に厚みがあるというのは、こういうことなんだろうと思います。今回も、ため息が出るような素晴らしい音色を堪能しました。
そして、3年生の最後の舞台も終幕に向かいます。3年間の振り返り。3年間で経験したステージと3年生一人一人が映像で紹介されます。恒例ではありますが、たまりませんね。もらい泣きします。充実した3年間がうらやましくもあります。
おなじみ「銀河鉄道999」と「星に願いを」で終幕を向かえました。今年は拍手と声援が例年より長くて大きく感じました。一日たった今も、パンフレットを見ながら余韻を楽しんでいます。
今回はバルコニーBOXでの鑑賞でした。プライバシーが確保されて快適でした。