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【HSP・アダルトチルドレン】ラベル付けの功罪

普段は自転車通勤ですが、雨が続くので電車通勤が続いていました。先日、電車内で上記の広告を目にしました。

HSP(とても敏感な人)を目に耳にする機会が増えました

「HSP」という言葉を目に耳にする機会が増えています。来談された方に「HSPって知ってますか」「私、HSPなんです」と言われる機会も増えました。

「Highly Sensitive Person」の略語で、直訳すると「とても敏感な人」です。敏感すぎるが故に人間関係などで、やりづらさ、生きづらさを抱えやすい人という認識を持っています。

医学用語ではありません。「とても敏感」という状態をあらわす言葉です。AC(アダルトチルドレン)もそうです。

ラベル付けの効用

HSPやアダルトチルドレンのように、ラベルで表現することにはメリットがあります。

  • 納得感を得られる。
  • 自分と問題を切り離すことができる。
  • その結果、自分を過度に責めずにすむ(ことを期待できる)。
  • 他人に理解してもらいやすくなる。
  • 自分だけじゃないと安心感を得られる。

HSPを定義づけすることによって、現状に変化がなくても、感情的に多少なりとも気持ちが和らぐのを感じることがあります。今のままでいいのかもと感じる人もいるかもしれません。とてもいいことだと思います。

ラベル付けの悪影響

メリットがあればデメリットもあります。

  • HSPと思うことによってその傾向が強化される。
  • 同じHSPでも人や環境によって生きづらさの違いがありえるが、HSPとしてひとくくりにして思考停止しやすい。
  • HSPじゃない人にはわからないんだと溝ができやすい。自分から距離をとって支援を得られにくくなる。

具体的な困りごとに取り組んでみませんか

当カウンセリングルームの考えは、HSPの解決ではなく、HSPによって困っていることの解決を目指すことです。

同じHSPでも何に困っているかは人によって異なります。具体的な困りごとの解決に焦点を当てています。困りごとが解決すれば、HSPであるか否かは気にならなくなると言えます。

もちろん、以上の考え方が唯一絶対の方法ではありません。HSPに焦点を当てて取り組みたい方もいらっしゃるでしょう。それも間違いではありません。ご自身が納得できるように取り組むのが望ましいです。

当方の考え方がしっくり感じるという方には、よりお役に立てると思います。

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