【COVID-19(新型コロナウイルス)対応について】

メディアのカウンセリング情報を鵜呑みにしない

コラム

某大企業で高い地位まで昇進して定年退職された方の相談を受けたことがあります。頭の回転が早くて、知識が豊富で、鋭い質問を投げかけてこられます。

不思議だったのは、新聞に書かれていることは無条件で受け入れる姿勢でした。ある記事を元に私の言葉を否定されたことがありました。私は「その記事を正しいとする理由はなんですか?」と質問しました。「新聞に書いてあるからだ」という答えが返ってきました。

先日、ある医師のTwitterのつぶやきが話題になりました。「テレビも新聞も本もネットも、医学に関する情報は一切信用しないで下さい」という内容でした。

つぶやきの趣旨は、「正しい情報もあるが、誤った情報もある。一般の患者さんは情報の正誤を判断できない。実際に複数の医師の見解を聞きましょう」ということで、メディアは信頼できないと言ってるわけではないようです。

最初のツイート主。言葉は汚いけれど、忸怩たる思いを幾度もしているのを伺わせます。

カウンセリング情報は医療情報より酷いかもしれません。臨床心理士・公認心理師資格を持たない私が言うのもなんですが、カウンセラーは無資格で名乗れますので、知識や経験が乏しい又は偏っているカウンセラーによる、誤った情報が医療情報以上に多いと予想できます。

「○○知恵袋に書かれてありました」「○○というブログに書かれてありました」と言う方がいらっしゃいます。それらの情報の多くは善意による発信だと思います。ただし、個人的な経験で他の人に適応しないかもしれません。再現性がないかもしれません。

何より怖いのは、それらの情報のために状況や状態がさらに悪化してしまうことです。そのような事態に陥らないために、メディアの情報は参考程度にとどめておいて、直接(できれば複数の)カウンセラーの見解を聞くことをおすすめします。

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