吹奏楽の甲子園出場!!
中学3年生の息子。吹奏楽部でバストロンボーン担当。
その吹奏楽部が去る2010年10月30日、全日本吹奏楽コンクールに出場しました。
asahi.com(朝日新聞社):大阪・豊中第十一中が銀賞 初出場、のびのび演奏 吹奏楽コン・中学の部吹奏楽 – 教育
OB・OGよるハンカチのプレゼント。
OB・OG数名が全国大会に同行してサポートしてくれたそうです。
本人達の努力はもちろんですが、周囲の支えも大きいですね。感謝です。
終わって1ヶ月が過ぎました。
もう過去の話のはずですが、色々とエピソードを聞く機会があり、未だに感動したり、驚かされたりしてます。
技術より、どれだけ伝わるか
生徒たちは身体を揺らしながら演奏しています。リズムをとっていると思ってました。
息子に「リズム取ってるんやろ」と聞いてみたところ、予想外の答えが返ってきました。
曲が決まったら、曲や作者について調べる。
曲に込められた意味を自分たちなりに解釈して、どのように演奏すれば伝わるかを考える。
音に気持ちを乗せようとすると、自然に身体が動く。
全国に出る学校はレベルに大きな差はない。どれだけ伝えられるかで勝負は決まる。
想定外の回答でビックリしました。中学生がそこまで考えているのかと。
演奏が終わった直後、涙を流す生徒がいます。気持ちを最大限に込めて演奏した結果、感極まってしまうようです。
その成果が8月の関西大会で出た。前の出場校の曲に合わせ、舞台袖で部員らが体でリズムをとり出した。リラックスして臨んだ本番では、多くの部員が感動の涙を流しながらの演奏に。それが観客を魅了し、全国出場につながった。本番中に泣いた宮本さんは「自分が感動すれば人も感動する、と思った」と振り返る。
そんな話を聞いて、改めて演奏を聴き直すと目頭が熱くなります。
親バカの見本です。
成長曲線
顧問の先生が赴任されて、今年で11年目を迎えられたそうです。
全国への道はこのようになってます。
地区 ⇒ 大阪府 ⇒ 関西 ⇒ 全国
8年目まで、「地区」「大阪府」で好成績を残すものの、「関西」には手が届かなかったそうです。
9年目、「関西」初出場
10年目、「関西」連続出場
11年目、「全国」初出場
横ばいのグラフが上を向いたら一気に駆け上がりました。
まさに「成長曲線」
「ドラゴン桜」では、以下のように「成長曲線」が紹介されていました。
勉強量に比例して成績がアップすることを期待するが、最初のうちは、勉強量が増えてもなかなか成績は伸びない。
それでも積み重ねていくと、ぐんと伸びる時期が来る。そして、受験直前に一気に合格圏に突入する。
東大に現役で合格する生徒はこのパターンが多い。
目の前で見せつけられると説得力ありますね。
大物?
そういえば息子、本番当日に寝坊したらしいです。先生にめちゃくちゃ怒られたらしいですよ、と教えてもらいました。
大物?
そういうことにしておきましょう。